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本殿【ほんでん】−日光東照宮−


千木・勝男木をのせた本殿の屋根は、老杉の間に秀麗な曲線を見せている。
手前は、綱吉公が雷除に植えさせたキササゲの樹。
−言わず語らず深秘の御殿−
 本殿は御神体を安置する最も神聖な社殿です。屋根は入母屋造【いりもやづくり】で、千木【ちぎ】・勝男木【かつおぎ】がのっています。屋根下の尾垂木は獏の彫刻。柱・長押などの軸部は、すべて地紋彫【ぢもんぼり】が施され、胡粉で白く塗られています。側面の後部と背面の大羽目には、狩野探幽【かのうたんゆう】の描いた唐獅子の絵があります。周囲には迴縁がめぐらされていますが、側面と背面は天女奏楽の彫刻をはめ込んだ脇障子で仕切られています。土台の部分は亀腹石と呼ばれ、華崗岩で造られた基壇。これは元禄年間の大修理の時に据えられました。ここまでは外から見ることができます。
 本殿は「外陣(幣殿)」「内陣」「内々陣」の三室に分かれています。もちろん、入室は出来ません。神職の方でさえ、祭典や御煤払の奉仕のとき以外は入れません。外陣の天井は格天井で、122の格間には鳳凰が描かれています。内陣は、最奥の内々陣をコの字型に囲んでいます。欄間などの彫刻は、すべて花鳥を主題としたものですが、特に内々陣側は、鷹の彫刻が施されています。内々陣の内部には、御空殿と呼ばれる神座があります。この御空殿こそ、東照宮の中で最高の建築です。但し、詳細は秘すべし秘すべし。
エピソード 温胞【どてら】を召される御神体
 この御神体は「神服」と称する暖かそうな温胞で被われています。これは、家光が登拝の折り、日光は寒冷地であるから「さぞ、お祖父様(家康)が寒かろう」といわれて着せたものといわれています。

   

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