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透塀【すきべい】−日光東照宮−


朝、杉木立から洩れる陽光が、
花狭間の透かし彫りを通って、連珠の模様を描き出す。
−野鳥と植物の宝庫−
 唐門から左右に延びて本社を囲む透塀は、瑞垣【みずがき】とも呼ばれています。全長160メートル。北側(本社の背後)の中央には北唐門(背面唐門)、また、西側には、通称西唐門と呼ばれる潜り門があります。
 両下造りで、石垣の上に石造の土台を据え、柱は角柱で、黒漆塗。長押の表面には亀甲花菱紋を、金箔地に密陀彩色で描き、胴羽目には花狭間格子を設け、格子は金箔地、透し彫の 花弁の表面は緑青、内側を朱塗としているため、そのコントラストは優美で、光線と角度の加減によって見える色に変化があり、その意匠は見事と言う他はありません。
 彫刻は、総数で260ほどありますが、腰羽目は、波に数種類の水鳥と水草、欄間は、山野の植物と鳥類がテーマ。まさに、花鳥の彫刻の宝庫です。
 珍しいものとしては、オウジシギがいます。この鳥は、オーストラリアなどに棲む鳥で、我が国では北海道の一部と、日光の戦場ヶ原に見られるくらいだそうです。特徴は、かなり正確に表現されています。
 面白いのは、正面唐門左右の千鳥の彫刻。左右対称の位置にあるだけでなく、図柄も左右対称。どうも1枚の原画を、裏と表の2通りの図柄として使ったと思われます。

   

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